東京の中学入試の真っ只中ですが、埼玉、千葉の二次入試も始まります。
今日2月2日は渋幕の2次試験です。
こちらは女子の志願者を増やしたものの、
1次試験の結果を見ると、
相変わらず男子の上位層に押されて女子には厳しい学校であることがわかります。
特待生に至っては、28名中、女子は4名だけです。
女子には厳しいと言うと語弊がありますが、
単純に試験の点数で上から取った結果だと思います。
渋幕はそういう学校ですし、
女子学院とは入試問題の傾向もまったく違いますので、
サンデーショック・サンデーチャンスの影響も限定的かと思います。
渋幕の2次試験の受験生の9割は1次試験残念組と言われていますので、
恐らく2次試験を受けてくるのは、
①9割方、千葉県内の渋幕熱望組で行き先を既に確保している子
②残る1割は、行き先を確保していてチャレンジ受験する子
③そして、1次試験合格者の特待狙い
ではないかと思います。
さて、1次試験の結果を見ると、
合格最低点は4教科350点満点の176点で、
半分正解すれば合格できたとうことになります。
塾の実力テストよりもはるかに難問が出題されているということです。
そうすると、
まずは、できる問題を確実に解く、
そして、泥臭く時間の限り解答用紙を埋める
ということが大事になります。
また、できなくても、次に引きずらないこと。
自分ができない問題は他の人もできていないはずなので、
差がつかないと思えるかどうかが大事です。
実際、算数の難問が出題されることで有名な渋幕ですが、
今年の1次試験は難しすぎて、
例年よりも算数で差が付かなかったのではないかと思います。
100点満点で8点しか取れなかった子が合格
しているのですから!
もし、この子が算数の試験が終わった時点で諦めていたならば、
きっと合格することはなかったでしょう。
最後まで諦めない!
受験生頑張れ!