今年の大学入試戦線は、首都圏私大の定員厳格化の影響で、私大専願組には厳しい戦いだったようです。
年度末まで繰り上げ合格の連絡が続いたことで、志望上位校に補欠合格の繰り上げ待ちをされていた受験生は大変だったと思います。
それでも繰り上げ合格した受験生は、結果オーライの良い想い出になりますが、繰り上がらなかった受験生は気持ちの切り替え、4月以降の立ち上げに大きな影響があったと思います。
一方、AO入試や推薦入試で早々に同じ私大への進学を決める同級生もいるわけですから、クラスの雰囲気を想像すると、なかなか痺れるものがありますね。
週刊朝日やサンデー毎日に高校別の大学合格者数が掲載されますが、一般的には「一般入試(センター試験利用入試を含む)の正規合格者の数」であって、AO・推薦入試での合格者、そして今年は結構な数に上ったであろうと想像される繰り上げ合格者の数はカウントされていません。
週刊朝日4月20日増大号「決定版!3374高校合格者数総覧」によると、渋渋の早慶合格者数は早稲田58、慶應60となっていますが、学校発表の情報によれば早稲田68、慶應75となっており、随分な差分が生じています。
さらに謎なのは、学校発表よりも逆に週刊誌の合格者数の方が多くなっている大学もありました。どういうことなんでしょ???
週刊朝日は大学から高校別合格者数を入手、生徒から渋渋に合格報告をしていない、といったことが考えられるのでしょうか?
浪人生だったりするとあり得そうな話ではありますが