大学入試改革により、大学入試に利用されることとなる民間英語検定試験間の得点調整の基準に6段階で技能評価するCEFR(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)が使われる予定ですが、各方面から懸念の声があがっています。
その中で、日本が2020年以降導入しようとしている4技能を6段階で評価するやり方は十分ではないとして、欧州では7技能11段階評価に移行しようしていると紹介されています。
つまり、日本がやろうとしているのは時代遅れだと
この件は、もう一悶着ありそうです。
選択肢としては、
①CEFRより精緻な対照表(例えば4技能11段階評価)を文科省が中心となって作成する
←今更無理だよ~という声が文科省から聞こえてきそうです。
②CEFRの適用方法の判断は各大学に委ねる(文科省は問題点に目をつむり大学に丸投げしてみる)
←現に文科大臣はそのような発言をされており、もっとも可能性の高い選択肢だとみています。
③大学入試で利用できる民間英語検定の種類を1つに絞る。それが無理なら、大学ごとに1つに絞ってもらう(これまた大学への丸投げ)
←1つに絞るのは利権が絡んでそうなので文科省にはできないかも。大学としては②の丸投げよりは、こっちの方がいいに違いない。受験生の負担は間違いなく増えますね。
④大学入試センターに4技能試験を作らせ、民間英語検定試験利用の見送り
←これができていたら、今の話にはなっていないので、まず可能性ないでしょうね。
意外と利権問題が絡んでそうでややこしい