令和の時代の始まりです。
これまで以上に社会の変化のサイクルが短くなっていくでしょうし、AIやロボット技術の発達により、人との役割分担が進むでしょうし、いわゆる「勝ち組」と「負け組」の経済的な貧富の格差も広がるでしょう。
令和の時代は、ダーウィンの「進化論」のように、「強い者ではなく、変化に対応できる者が残っていく」時代だと多くの人が感じる時代になるのではないかと考えています。
高学歴を得ただけ、例えば、東大を出ただけで「勝ち組」の時代は既に終わり、医学部に進学し、医師になっただけで食いっぱぐれがない時代も終わるでしょう。
AIによる知識の共有、ロボットによる技の共有、医師のレーティングが進み、歯科のように自由診療分野も広がり、国民皆保険は残るでしょうが保険財源は縮小している可能性大です。
遠隔診療技術が進み、日本にいながら海外の患者を診るという時代になっているかもしれません。
娘の大学進学にあたっては、「なりたい自分」、「ワクワクしている自分」をイメージして、偏差値的な価値観に惑わされることなく、しっかりと自分で考え、決断して貰いたいと思います。
これから大学は偏差値的価値観を超越して切磋琢磨してく必要があるのではないかと思います。
良い例が、東京芸術大学です。東京芸大と東大を偏差値で比べる人はいません。
社会に出れば、出身大学や持っている資格ではなく、その人が生み出す価値に人やお金やチャンスが寄ってきます。
芸術作品もそうですし、農作物も、工業製品も、サービスも、構想やプラットフォームも価値です。
令和の時代は、価値を生み出す人と世界中の人との間でマッチングができる時代になると思います。その人しか生み出せない価値を持っていたら最強です。