昨日の記事の続きです。
これからの時代に求めれ、生き抜くために必要な能力の鍵は、
・変化に対応できる能力
・自ら価値を創出できる能力
だと思います。
何らかの規制が働くかもしれませんが、ITの発達により、その能力の有無を判断し、個人がレーティングされる時代になっていくのではないかと思います。
遅かれ早かれ、単なる学歴や資格の有無はオワコンになっていくでしょう。
大学進学がより一層人生の単なる通過点になっていきます。
「大学までの人」になってしまっては意味がないのです。
大学で何をするのか、大学時代に何をするのか、何をしたのか、
そして、変化に対応できる力や価値を創造できる力を身につけているか、
が重要なのです。
私は上記の両方の能力に共通する能力として、
・自分を信じ、他人も巻き込み、やる抜く能力
も必要だと思っています。
その点、娘の学校の研修やグループワークなど、よくプログラムされていると思います。また、部活での経験や先輩後輩との繋がりも価値あるものです。
東大に進学することを目標に、その確率を上げるのであれば、学校のイベントへの参加や部活も最低限にし、中1から鉄緑会に通うのが安心かもしれません。
認知能力を高めるだけでよければ、鉄緑会への通塾に限らず、机に向かった勉強だけでよいのですが、時代が求めているのは非認知能力なのです。
それを見極めてポテンシャルの高い学生を受け入れようというのが、AO入試や推薦入試枠の拡大だったり、大学入試共通テストでの記述試験の導入だったりするのだと理解しています。
それに対応できない大学は、東大であってもオワコンになる可能性があります。
それに対応できない人は大学には入学できても、「大学までの人」と言われる可能性があります。
現に、日本の大学ではなく、海外の大学を目指す動きが学部レベルからあるということに、日本の大学関係者は危機感を持ってもらいたいものです。
また、これから大学に入る人は、自身がコモディティ化したくないのであれば、日本の大学を出ても競争相手は世界中の人であるとの認識をも持つ必要があります。